東白川村の1番大きな産業といえば林業。
「東濃ひのき」をはじめ、豊富な木材に恵まれている。
この地で育った樹は製材され、さまざまな建築材料として
多方面で活躍しているのは有名な話。
今日紹介するのは、この山と共に生きる集団
「山に生きる会」
元々森林組合でトップまで勤め上げ引退した安江章吉氏が起した企業。
山に生きる会では、
建築材料としての森林活用ではなく
”薪″と神棚への飾り物である″榊″を
山を守りながら営んでいる。
″薪”といえば近年
薪ストーブやキャンプが流行り人気だ。
”榊”は
昔から神棚に飾る物として、日本には必要な物である。
見学していると「檜の葉」の仕分け作業をしていたため
何に使うのだろう??と思い聞いてみた。すると
「静岡より南は榊が育つけど、それより北は榊は寒くて育たないから”ヒサカキ”を飾る。さらにその北の北海道では”檜の葉”を飾るんだよ」
…なるほど。。。
神様を祀る文化は、人間がご先祖の時代から
土地と共に生き、守り続いて残っているのだと思うと感慨深い。
実は数年前章吉さんが
「神道の村やで、榊は無くすような事は絶対したくない」
という事言葉は今も胸に残っている。
大先輩の村の産業を守る背中を見ながら
自分がどうあるべきなのかと、足取り軽く
想い新たな散歩となった。
山に生きる会で作っている薪などは
通年道の駅で販売しております。
どうぞご覧くださいませ。
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そして!
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明日12/18(日)は
道の駅での「お松さままつり」
山に生きる会の人たちが
沢山の飾り物を用意してくれております。
ぜひお出かけくださいませ⛩